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むし歯、10年で半減 ぜんそく患者は2倍
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 12歳(さい)(中学1年生)の永久歯のむし歯の平均本数は約2・1本で、10年前に比べて半減したことが、
文部科学省の2003年度学校保健統計調査(速報)で分かった。一方で、ぜんそくの児童生徒の割合は、
10年前の2倍の水準になっていることも分かった。

 調査は1948年度から毎年、5〜17歳の児童・生徒、幼児の一部を選び出し、健康診断(しんだん)の
結果に基(もと)づいて身長と体重、座高や、栄養状態、視力などについて調べている。今年度の対象は
小中学校、高校、幼稚園(ようちえん)計9165校。

 12歳の永久歯のむし歯の本数は、84年度に同様の調査を始めてから減少傾向(けいこう)にあり、
この10年では93年度の4・09本から2・09本に減った。男子は1・92本で初めて2本を切った。
女子は2・26本。治療(ちりょう)ずみを含(ふく)めてむし歯がある中学生の割合は93年度の87・78%と
比べて約20ポイント低下した。同省は学校や家庭での歯磨(みが)きの指導が定着したためとみているが、
男女差の理由は分析(ぶんせき)していないという。

 ぜんそく患者(かんじゃ)の割合はこの10年間、ほぼ一貫(いっかん)して増え続けている。
小学校が2・9%で最も高く、10年前の2・5倍。高校、中学校と幼稚園も10年前の2倍前後で、
小中学校は過去最高だった。昨年度と比べると高校だけが0・04ポイント低い1・32%だった。
同省は大気汚染(おせん)などの環境(かんきょう)の変化やアレルギーなどが原因と推測している。
このほか、身長と座高は男女ともここ数年、ほぼ横ばいで推移。
体重は高校男子が15〜17歳の各年齢(ねんれい)で60・4〜63・5キロと過去最高を記録。
高校女子は16歳で過去最高の53・4キロだった。

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